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初めてアメリカへ行く、という人必読。旅行の準備と アメリカを旅するうえで知っておきたいことあれこれです。

準備から現地到着までの流れ

  1. 計画を立てる
  2. パスポートを申請する
  3. 航空券を手配する
  4. 現金、トラベラーズ・チェック、クレジットカードを用意する
  5. 海外旅行損害保険に加入する
  6. 荷物をまとめる
  7. 日本出国からアメリカ入国

帰国準備

  1. リコンファームをする
  2. アメリカ出国から日本再入国

アメリカ基本情報

  1. 正式国名
  2. 国旗
  3. 国歌
  4. 面積と人口
  5. 首都
  6. 人種構成
  7. 宗教
  8. 言語
  9. 通貨
  10. 時差
  11. 電話
  12. 郵便
  13. サイズ
  14. チップ
  15. マナー
  16. トラブル


準備から出発までの流れ

  1. 計画を立てる
    まず、旅の目的(どこへ行って何をしたいのか)を決めます。その目的によって旅行時期や日数が変わることもあるからです。
    仕事や学校が休みだからこの時期に行く、という人がほとんどだとは思いますが、 たとえばメジャーリーグなど特定のスポーツ観戦をしたければシーズン中に、 スキーやスノーボードなどを楽しみたければ冬、などどいうように目的によって季節を考慮する必要があります。 とりあえず観光をしたい、という人も要注意。いわゆるオフ・シーズンは、航空券やホテルの宿泊代が比較的安価で 予約も取りやすいというメリットがあるものの、現地に行ってみたら目当ての観光施設がお休みで閑散としていたり、 ツアーを申し込もうと思っていたらオン・シーズン限定のツアーだった、というようなこともありえます。 アメリカの場合、特に11月のサンクス・ギヴィング(感謝祭)/ Thanks Givingや クリスマスから年始にかけては休業する施設・サービスが多いので注意してください。

    旅行日数を決める際のポイントは、日本との時差と現地での移動時間でしょう。日本からアメリカへ行く際のフライト所要時間は西海岸で約9時間、東海岸で約15時間。 途中日付変更線を超えて時間をさかのぼることになるので、現地到着は日本を出発した日と同じ日になります。 特に西海岸の場合、同日の午前中に到着するので初日を丸一日観光に当てられると思いがちですが、 実際は時差ぼけで観光どころではないことも多々あります。 帰路についても西海岸、東海岸ともに現地の午前中出発というのが一般的なため、その日は観光のための時間はほとんどありません。 このことから、到着日と出発日をのぞいて実質的にどれくらいの時間や日数を観光に使うことができるのかを考えて プランを立てることが必要になってきます。
    現地で一日にあちこち移動することはあまりおすすめできませんが、やむを得ない場合は、その移動手段や所要時間なども計算に入れてください。 移動移動で観光するより合計移動時間のほうが長かった…という結果にならないように。
    日程に余裕があれば、最終日に何も予定を入れない日をつくるとよいでしょう。このような日があれば、 時間の関係で行けなかったところやもう一度行きたいところに行くことができます。 特に何もすることがなければ散歩をしたり、カフェでゆっくりとお茶を飲んだりするだけでもよいと思います。 せっかくの旅行だからとあれもこれもと欲張りたくもなりますが、あちこちを駆け足で回っても 中途半端に終わってしまうだけ。余裕のあるスケジューリングをすることで、結果的に 充実度の高い旅になるのでは。

  2. パスポートを申請する
    パスポートは、海外旅行では「命の次に大事なもの」といわれるほど大切なもの。 日本国民であることを証明する身分証明書であり、これがなければ国外に出ることもできません。
    申請の手続きは、住民票がある都道府県庁の旅券課で行います。申請から取得までの期間は約1週間ですが、 諸事情により2週間以上かかることもあるので早めに取得しておきたいものです。
    一般旅券と呼ばれるパスポートには、有効期間が5年間のもの(発行手数料は10,000円。12歳以下は5,000円)と 20歳以上を対象にした10年間のもの(発行手数料は15,000円)があります。どちらも、 有効期間内であれば何回でも渡航できることになっています。
    旅券申請に必要な書類は下記の通り。

    戸籍謄本又は抄本1通本籍地の市区町村の役所で取得します。
    住民票1通 6ヶ月以内に発行された本籍の入ったもの。
    顔写真 1枚6ヶ月以内に撮影されたもの。サイズは4.5cm×3.5cm。
    身元確認書類1点運転免許証などの写真入り証明書。写真入りのものがない人は健康保険証などを2点。
    未使用の官製ハガキ 1枚表に自分の住所と名前を記入する。

    そのほか、申請時に印鑑が必要な場合があります。
    パスポートを以前取得したことのある人は上記書類のほか、そのパスポートも持参します。

    申請後、約1週間で提出したハガキが送られてきます。指定された受領日以降に、このハガキと 申請時に渡された受理証を持参して必ず本人が受け取りに行きます。この際に発行手数料を収入印紙で支払うことになります。

    万が一現地でパスポートを紛失したり、盗難にあったりした場合はすぐに現地の日本大使館・領事館に連絡を。 指示に従って再発給の手続きをとりましょう。

    <ビザについて>
    ビザ(VISA)とは、国が発行するその国への入国許可証のことです。アメリカのビザには、観光、留学、就労、移民などの 数種類がありますが、観光、商用での90日以内の滞在であれば、通常不要になっています。

  3. 航空券を手配する
    航空運賃には「正規運賃」と「特別運賃」の2種類があります。正規運賃というのは、個人客が航空会社の窓口で 購入できるもののことですが、かなり高額で一般的ではありませんので、ここでは特別運賃について触れたいと思います。

    <ペックス(PEX)運賃>
    Purchased Excurtion Fareの略で、特別回遊運賃と呼ばれるもの。航空会社公認の正規の割引運賃で、 他社便への変更は不可、予約後3日以内に購入すること、有効期限は3ヶ月、などの制約がありますが、 ピーク時(お盆休みや年末年始など混雑時)でも座席を確保しやすいというメリットがあります。

    <格安航空券 >
    予約の変更や料金の払い戻しなどが不可能といういくつかの制限もありますが、何といっても値段が安いということが 最大のメリット。ただしピーク時には値段が大幅に上がることが普通です。

  4. 現金、トラベラーズ・チェック、クレジットカードを用意する
    アメリカの通貨単位はドル / dollar ($)とセント / cent (¢)。1ドル=100セントです。 主に使われる硬貨の種類は、 1¢ (通称ペニー / Penny)、5¢ (ニッケル / Nickel)、10¢ (ダイム / Dime)、 25¢(クウォーター / Quarter)です。ほかに50¢、$1硬貨もありますが、ほとんど使われていません。 紙幣のほうは、$1、$5、$10、$20、$50、$100がありますが、通常使われるのは$20くらいまでです。 実際は$500、$1,000、$5,000の紙幣もあるのですが、普段目にすることはないでしょう。 両替は、外貨窓口のある銀行、空港、現地ホテルなどもできます。

    <クレジットカード>
    アメリカは、日本以上にクレジットカードの普及が進んでいて、単に支払いをするためのものというだけでなく、 持ち主の信用を保障するものという認識があります。そのため、ホテルの予約などは クレジットカードがないと困難な場合もあります。もっとも一般的なカードはビザカード、マスターカード、アメリカン・エキスプレスです。 JCBなどの日本のカード会社発行のカードは使用できるところはほとんどないのが現状です。

    <トラベラーズ・チェック>
    トラベラーズ・チェックとは、海外で使える旅行者用の小切手のことで、券種には$10、$20、$50、$100、$500、$1,000があります。 ほとんどの場面で現金同様に使えますが、万が一紛失したり盗難にあったりした場合でも、あらかじめ手続きをしておけば 再発行が可能という点が現金とは違うところです。 ただし小さなお店で買い物する時やバス、タクシーに乗る時などには使えないことがあるので注意してください。
    トラベラーズ・チェックは銀行の外国為替の窓口で購入でき、外貨窓口がない地方銀行などでも取り寄せてもらうことができます。 また、成田空港及び関西国際空港内の銀行でも購入可能。券種によって綴りで購入することになっているので、事前に券種の組み合わせを考えておくとよいでしょう。
    使い方ですが、トラベラーズ・チェックにはあらかじめ金額が記入されていて、2か所のサイン欄があります。 このうち1か所には購入後すぐにサインをします(全枚数、パスポートと同じサインにすること)。もう1か所には 実際に使う時に受取人(お店での支払いに使うのであれば店員)の目の前でサインをします。あらかじめ 記入されていたサインと受取人の目の前でしたサインが一致して初めて現金と同じように使うことができるのです。 この際、パスポートなどの身分証明書の提示を求められることがあります。
    ちなみに、トラベラーズ・チェックを使って買い物などをした場合、おつりは現金になります。 また、トラベラーズ・チェックは銀行などで現金化することも可能です。

  5. 海外旅行損害保険に加入する
    海外旅行損害保険とは、旅行中の病気やけがなどの医療費、盗難にあった場合の保証などをカバーするもの。 たとえ短期間の旅行でも、また細心の注意をはらっていたとしても、旅行中にはどんなトラブルが起こるかわかりません。 あとで痛い目にあわないためにも「自分だけは大丈夫」などと思わずに、必ず事前に加入しておくようにしましょう。 この保険は旅行代理店で扱っているので、航空券を購入する時に一緒に申し込んでおくとよいでしょう。

  6. 荷物をまとめる
    まず、絶対に忘れてはならないものが、パスポート、航空券、お金(トラベラーズ・チェック、クレジットカード)。 何を忘れても、これらだけは持っていれば大丈夫、というくらい大切なものです。海外旅行損害保険証や筆記用具も忘れずに。
    衣類は滞在場所・時期の気候にあわせたものを。観光するのであれば、ジーンズやスニーカーなどの 動きやすいものが基本。靴は必ず履きなれたものにしてください。あえておしゃれをする必要はありませんが、 ドレスコードのあるような施設を利用する予定のある人は、ドレスやジャケット、それにあわせた靴なども必要です。
    あとは、洗面・入浴用品(ほとんどのホテルに備えつけられているものですが、せっけんなど 肌に合わない場合もあるので)、雨具など。ビニール袋やウェットティッシュなどもあると意外に便利。

    <かばんについて>
    海外旅行といえばスーツケースを持っていく人が多いですが、あまりこだわる必要はないと思います。 特に空港からホテルまでタクシーではなくバスや電車などを利用する予定の人にとっては、 むしろボストンバッグなどのほうが動きやすいということもあるでしょう。 ただ、高級ブランドのバッグは「お金を持っている日本人」というイメージを与え、犯罪の標的になりやすいので なるべく避けてください。
    バックパック(リュック)類も注意が必要。両手が使えるので非常に便利なのですが、 後ろのポケットに入っているものなど、たとえファスナーがついていてもスッと盗られる可能性があります。 貴重品は自分の目の届かないところには入れないように。
    荷物は「少なく軽く小さく」が基本ですが、あまりぎゅうぎゅうにつめこむのは考えもの。 パンフレット類を持ち帰ったりおみやげなどを買ったりすることを考慮して余裕を持ってパッキングする、あるいは 小さくおりたためるサブバッグを入れておくとよいでしょう。なお、かばんには名札(氏名と連絡先を 英語で書いたものが望ましい)をつけておくことをおすすめします。

  7. 日本出国からアメリカ入国
    出発予定時刻の2時間前までには必ず空港に到着するようにして、航空会社カウンターで航空券を提示して 搭乗券を受け取ります。スーツケースやボストンバッグなど大きな荷物はここで預けることになりますので パスポートや貴重品、その他機内で必要だと思われるものは入れないようにしてください。
    カウンターでのチェックインが済んだら、セキュリティ・チェックを通り、出国審査を受けます。 ここでは、パスポートと往復航空券を提示して出国スタンプをもらいます。 出国審査を終えるといよいよ搭乗となります。
    さて、機内では
    I-94と呼ばれるアメリカ出入国カードと 関税申告書という2種類のカードが配られます。 これらはアメリカに入国するにあたって不可欠なものですので、折り曲げたり、紛失したりしないようにしましょう。 ちなみにこのカードは航空会社のカウンターでも入手できます。また、旅行代理店などからあらかじめ受け取っている場合は もらう必要はありません。目的地到着の前までに必要事項を英語で記入します。

    アメリカ到着後の空港での流れは、各空港によって多少異なります。以下に 一般的なものを書いておきますが、シアトル・タコマ国際空港での流れについてはTRANSPORTATIONを ご覧ください。

    現地に到着して、飛行機から降りたらまず入国審査 / Immigrationを受けます。 ALIENと表示されている外国人専用の場所に並び、パスポート、出入国カード、航空券を提示します。 ここでは、旅行の目的や滞在日数、滞在先などを聞かれます。
    入国審査を終了したら、バゲージ・クレーム / Baggage Claimへ。 日本出発時に預けた荷物をカルーセル(ベルトコンベア式のターンテーブル)からピックアップします。 このカルーセルは複数あり、フライトによって分けられているので、自分が利用したフライトナンバーの表示を 注意して見てください。
    荷物を受け取ったら、今度は税関 / Customへ進みます。 税関では、税関申告書を提示し、持ってきたものについての質問を受けます。通常は何事もなくスムーズに 終わりますが、まれにかなり細かいことを聞かれたり、荷物を開けられて調べられたりすることもあるので 質問には正直に答えるようにしてください。

    以上のプロセスを終了すると正式にアメリカ入国となります。


帰国準備

  1. リコンファームをする
    リコンファーム / re-confirmとは「再確認」の意味で、利用する便の航空会社と連絡をとり、 帰国便の予約がきちんと入っているかどうかを確認することをいいます。通常その便の出発時間の72時間前までに 行うことになっており、これをしないと予約が取り消されることもあるといわれます。 しかし、最近ではリコンファームは不要としている航空会社もあるくらいなので、リコンファームをしなかったからといって 即予約取り消し、という事態になるわけではありません。 リコンファームは普通電話で行います。利用航空会社の予約用の電話番号にかけ、名前、出発日、便名などを伝えます。 リコンファームでの会話例は
    ENGLISHをご覧ください。

    <エアライン連絡先(アメリカ国内用)>
    アメリカン航空(AA)1-800-237-0027(日本語)
    1-800-433-7300(英語)
    デルタ航空(DL)1-800-327-2850(日本語)
    1-800-241-4141(英語)
    日本航空(JL)1-800-525-3663
    全日空(NH)1-800-262-2230(日本語)
    1-800-235-9262(英語)
    ノースウェスト航空(NW)1-800-692-2345(日本語)
    1-800-447-4747(英語)
    ユナイテッド航空(UA)1-800-538-2929(日本語可)

  2. アメリカ出国から日本再入国
    帰国日当日になってあわてないように、前日の夜までには荷物は必ずまとめておきましょう。 当日は、道路が混んでいたり、カウンターでのチェックインなどで予想以上に時間がかかることもありますので、 空港にはとにかく早めに行くことを心がけてください。
    一般的にアメリカの空港は大きく、航空会社ごとにターミナルの場所が離れていることが多いです。 そのため、タクシーで空港に行く場合には必ずといっていいほどドライバーに「国際線なのか国内線なのか」 「どの航空会社なのか」などを聞かれます。 "International."(国際線)や"domestic."(国内線)という単語を覚えておくだけでなく、 利用航空会社もすぐにいえるようにしておいてください。 シャトルバスや市バスでも、ドライバーが航空会社名をアナウンスすることが普通なので、聞き逃さないように。
    空港に着いたら、まず真っ先に済ませたいのがチェックイン。利用する航空会社のカウンター(国際線と国内線では 並ぶ列が異なる場合が多いので注意)で航空券とパスポートを提出して搭乗券を受け取ります。 荷物もここで預けますが、最近では徹底検査のため、かばんにかぎはかけてはいけないことになっているのでご注意を。


アメリカ基本情報

  1. 正式国名
    アメリカ合衆国 / United States of America

  2. 国旗
    星条旗 / Stars and Stripes
    赤と白の13本のストライプは1776年建国当時の州の数を、50の白い星は
    現在の州の数を表しています。

  3. 国歌
    星条旗 / Star Spangled Banner
    大リーグの試合前などに必ず演奏されるので日本人にもおなじみですね。よく混同されがちですが、 「星条旗よ永遠なれ」という邦題は、この歌ではなく別の曲のもの。 ちなみに国歌のことをNational Anthemといいます。

  4. 面積と人口
    約962万8000平方キロメートル(日本の約25倍)という広大な土地に、約2億8142万人の人が住んでいます。

  5. 首都
    ワシントン特別行政区 / Washington, District of Columbia

  6. 人種構成
    ヨーロッパ系83.5%、アフリカ系12.4%、アジア系3.3%、ネイティヴ・アメリカン0.8%

  7. 宗教
    プロテスタント56%、カトリック28%、ユダヤ教4%、そのほか4%

  8. 言語
    主として英語ですが、メキシコ国境沿いの州などスペイン語が多用されているような地域もあります。

  9. 通貨
    通貨単位はドル / dollar ($)とセント / cent (¢)。1ドル=100。 主に使われる硬貨の種類は、 1¢ (通称ペニー / Penny)、5¢ (ニッケル / Nickel)、10¢ (ダイム / Dime)、 25¢(クウォーター / Quarter)です。ほかに50¢、$1硬貨もありますが、ほとんど使われていません。 紙幣のほうは、$1、$5、$10、$20、$50、$100がありますが、通常使われるのは$20くらいまでです。 実際は$500、$1,000、$5,000の紙幣もあるのですが、普段目にすることはないでしょう。

  10. 時差
    アメリカは広大な国。国内でも4つの標準時があります。(アメリカ国内時差マップ)

    太平洋標準時間 / Pacific Standard Time(PST)日本時間マイナス17時間
    山岳地帯標準時間 / Mountain Standard Time(MST)日本時間マイナス16時間
    中部標準時間 / Central Standard Time(CST)日本時間マイナス15時間
    東部標準時間 / Eastern Standard Time(EST)日本時間マイナス14時間

    4月の第一日曜日から10月最後の土曜日までは夏時間 / Daylight Saving Timeとなり、それぞれさらに1時間ずつマイナスとなります。

  11. 電話
    <公衆電話>
    アメリカでも携帯電話はかなり普及していますが、それでも公衆電話の設置台数はかなり多いので、不便を感じることは あまりないと思います。利用できるコインは5、10、25¢の3種類。市内通話 / Local Callの場合、料金は10¢〜50¢。 市外通話 / Long Distance Callの場合はまず最初に1を押して、市外局番、相手の電話番号を押します。 その際にオペレーター(通常テープ)が“Please deposit 50¢.”などどいうので それに従って必要な金額のコインを入れてください。公衆電話で国際電話をかけることも可能ですが、かなりの量の コインを必要とするのであまり現実的ではありません。
    滞在中頻繁に電話をかけるような場合は、テレフォン・カードを使うという手もあります。 ただし、アメリカのテレフォン・カードは日本とは使用方法が異なります。 購入後、カードに記載されている番号をダイヤルすると音声案内が流れるので、それに従って相手の電話番号をダイヤルしていく、 という方法が一般的です。カードは空港やホテル、コンビニエンス・ストアなどで購入可。名称は コーリング・カード / Calling Card、テレカード / Telecardなどさまざま。

    <ホテルからかける>
    ホテルから外部に電話をかける場合は、市内市外かかわらず、最初に0や9などの外線発信番号を押します。 あとは通常のかけかたと同じ。料金は料金はホテルに払うことになりますが、ほとんどの場合サービスチャージ(通常50%くらい) が加算されます。また、チェックイン時にクレジットカードを提示していないと電話をかけられない場合があるので注意してください。

    現地から日本へかける場合
    011(国際電話接続番号)+ 81(日本の国番号)+ 電話番号(市外局番の最初の"0"をとること)

    日本から現地へ電話をかける場合
    001、0033、0041、0061(いずれか選ぶ。マイライン登録者は不要) + 010(国際電話接続番号) + 1(アメリカの国番号) + 電話番号

    <そのほか>
    800で始まる電話番号はトールフリー / Toll Freeと呼ばれ、日本でいうフリーダイアル(料金受信者払い)と同じものです。 航空会社や大手ホテルチェーンなど旅行関連の多くの企業で使われていますが、アメリカ国内専用なので 日本からかけることはできません。ホテルの予約など日本からかける場合は、別に用意されている市外局番から 始まる電話番号にかけてください。
    トールフリーナンバーによく用いられる電話番号の表しかたとして、番号の一部あるいは全部がアルファベットに なっていることがあります。たとえば1-800-SEATTLEというように。実は、アメリカの電話のダイヤル部分には 数字と一緒にアルファベットが表示されていて(下記参照)、数字のかわりに単語で電話番号が覚えられるようになっているのです。

    2…ABC、3…DEF、4…GHI、5…JKL、6…MNO、7…PRS、8…TUV、9…WXY

  12. 郵便
    郵便切手は、郵便局の自動販売機及びカウンターやまたはホテルのフロントデスクなどで手に入ります。 アメリカの郵便ポストは青色で、上部の取っ手部分を手前に引っ張り内部に郵便物を入れる、という構造になっています。 日本へ郵便物を出す時は、航空便であれば、 "Air Mail to Japan" と記入しておけば、あて先は日本語で大丈夫です(船便であれば"Sea Mail to Japan"と記入)。 どちらの場合も、"Japan"と記入しないと、送り先にきちんと届かない可能性が大なので忘れずに。

    <郵便切手料金>
    ハガキ封書
    アメリカ国内 20¢34¢
    日本宛ての郵便 70¢80¢

  13. チップ
    「チップってめんどくさい…」と思っている人もいるんじゃないかと思いますが、 アメリカではやはり避けては通れない習慣です。 日本人観光客のなかにはチップを置いていかない人もかなりいるようですが、 サービス業に関わる人々にとっては大事な収入源ですので、日本人の評判を落とさないためにも 必ず(絶対に!)置いていくようにしてください。日本食レストランなどでも同様です。
    金額ですが、チップの本来の目的は義務ではなくあくまでもサービスをしてくれた人への心づけというものなので、 よいサービスをしてもらったなと思ったら少し多めに、あまり満足できないサービスを受けたならば ちょっと少なめに…と臨機応変に支払いましょう。ただし、高級レストランなどでは通常より多めに支払う ことが一般的なようです。支払う時はなるべくお札で。 ペニー(1¢)やニッケル(5¢)などのコインは失礼にあたるので絶対に使わないでください。
    レストランなどでクレジットカードで支払う場合は、通常は請求書にチップの金額を記入する欄がありますので、そこに 書きこみます。飲食代をカードで払ってチップを現金で払ってもかまいません。
    ホテルのメイドに対してのチップについては、枕の下に入れる人も多数いるようですが、これは 受け取る人にとってチップなのかそうでないのか非常にまぎらわしいことらしいので ベッドサイドテーブルの上などに置くことをおすすめします。 数日の滞在であれば、毎日ではなく最後の日にまとめて置いてもよいと思います。
    ちなみにチップは英語では"Tip"ですが、"Gratuity"ともいいます。 これはチップを表すやや婉曲な単語ですが、よく使われるので覚えておくといいでしょう。

    以下はチップの金額の目安です。

    <チップ目安表>
    空港で
    ポーター荷物1つに対し$1
    タクシー料金の15〜20%
    ホテルで
    ドアマン$1
    ベルボーイ荷物1つに対し$1
    メイド$1
    コンセルジュ$1〜$10
    ルームサービス料金の15〜20%
    レストラン、バーで
    ウェイトレス、ウェイター料金の15〜20%
    バーテンダー1杯注文するごとに$1
    バレーパーキングボーイ$1〜$2
    そのほか
    美容師料金の15〜20%
    劇場のクロークコート一着につき$1

  14. 単位
    アメリカでの単位表示はインチ、ポンドなどとなっており、 洋服などのサイズ表示も日本とは異なりますので戸惑うこともあると思います。 単位換算表と衣料品サイズ比較表を載せましたので、参考にしてください。
    表を見るには、ここをクリックしてください。

  15. マナー
    マナーというと堅苦しいもののように感じてしまいますが、文化の異なる海外へ行く時は注意したいもの。 日本では当たり前のことでも外国では失礼にあたることもあるからです。

    <あいさつ>
    知らない人同士でも気軽にあいさつをしたり話をしたりする。 地域にもよりますが、このような光景はアメリカでは一般的です。 日本ではこういった習慣はあまりないせいか、現地で通りすがりの人やお店の店員などにいきなり"Hello."といわれても 何も返さない日本人観光客をよく見かけます。また、日本国内でもいえることですが、 人にぶつかったらあやまる、何かを教えてもらったりしたらお礼をいう、 などという当たり前のことができていない人が非常に多いのは残念なことです。 いおうとは思っていてもとっさに言葉が出てこないだけなのかもしれませんが、 現地の人々にすれば単に無作法な人と思われるだけなので、英語の上手下手にかかわらず、こういった言葉は すぐにいえるようにしておきましょう。

    <食事>
    日本では、食事をする際に音をたてることに関してあまりうるさくはないですが、欧米では違います。 特にスープや麺類をいただく時は音をたてないように気をつけましょう。
    意外に知られていないのが、食事中の手の位置。食べる時にお皿を持ち上げていけないことはもちろん、 使っていないほうの手をそえるということもあまりよくないこととされているようです。あまり神経質になることはありませんが、 食事中は手はひざの上に置くようにしてください。

    <出入り口で>
    個人的にとても気になっていることのひとつなのですが、日本人はドアの前に立つと われ先にと入ろう(あるいは出よう)とする人が非常に多いですね。そしてその際に 後ろの人のためにドアを押さえない人が何と多いことか…。 自分の鼻先でドアが閉まるということはすごくイヤな感じがすると思うのですが…。アメリカではゆずり合ったり、 ドアをきちんと押さえる人が大多数です。どこにいても周囲に気を配るようにしたいものですね。

  16. トラブル
    海外旅行での犯罪といえばスリや置き引きが多数だと思われます。このような被害にあわないためには、 以下のことに注意してください。
    • 多額の現金を持ち歩かないこと。また、他人に現金を見せない(人前でお金を数えたりしない)。
    • 昼夜を問わず人通りのない場所でのひとり歩きは避けること。
    • 地図を道の真ん中や目立つところで広げたりしない
      (このような行為はその土地に不案内な観光客ということを 周囲にアピールすることになってしまいます)。
    • 自分の荷物は常にしっかりと持ち、決して目を離さない。
    • ホテルの部屋には貴重品や現金は置かない。室内の金庫もしくはフロントのセーフティ・ボックスに預けるようにする。
    • 知らない人に自分の宿泊先を教えたり、ついていったりはしないこと。

    それでも万が一恐喝などにあってしまった時は、むやみに逆らったりしないようにしてください。 また、あらかじめ財布とは別の場所に$20ほどの現金を入れておき、万が一の際には そのお金を渡す、という方法もよいという人もいます。

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